α波(アルファ波)とは？

アルファ波は脳波の一種です。リラックスした状態で、筋肉も緊張していない状態で、心も落ち着いている状態の時に、アルファ波の状態に脳波がなると言われています。

また、自分の好きな趣味に没頭している時や勉強に集中している時など、集中力を発揮しているときにも、アルファ波の状態になります。

• β波(ベータ波)
• α波(アルファ波)
• θ波(シータ波)
• δ波(デルタ波)

脳波は、周波数によって４種類に分けられます。眠っているときの脳波は、0.5ヘルツ～4ヘルツと言われています。この周波数の脳波の状態をデルタ波と言います。周波数4ヘルツ～8ヘルツでは、人は浅い眠りの状態です。この周波数の脳波の状態のことを、シータ波と言います。

アルファ波は、周波数８～１２ヘルツの状態です。リラックスした状態で、何かに集中しているときに表れる脳波です。アルファ波状態の時に、人は持っている能力を最大限発揮できます。

勉強でも、スポーツでも、自分の実力を発揮するときには、アルファ波の状態だと理想的と言われています。

普段の生活をしている時の脳波は、ベータ波です。周波数は12～40ヘルツです。はっきりとした意識で五感が働いており、起きた状態のときの脳波です。

α波(アルファ波)でストレス軽減！？

リラックスすると、ストレス解消にも良いと言われていますね。リラックスし、α波の状態になると「β-エンドルフィン」が分泌されます。β-エンドルフィンはストレスを軽減してくれる、と言われています。

「自分が好きな趣味に没頭していると、ストレス解消になる。」というのは、β-エンドルフィンの影響かもしれません。趣味は大切ですね。

α波が出ている状態では、免疫力も、集中力も高まり、β-エンドルフィンも分泌されると言われています。

アルファ波の状態では良いことばかりですが、逆にストレスを溜めイライラしていたり、緊張状態が続いていると、体に良くないホルモンが分泌されてしまうと言われています。

α波を維持するトレーニングをして、ベータ波からアルファ波へ変えて行きましょう。普段、人が起きている状態の時には、ベータ波です。視覚、聴覚、触覚、味覚、臭覚の５感が機能していて、意識がハッキリとしている状態です。

α波を脳波測定器FM-717で測定する

FM-717は、６インチの大型液晶画面を搭載した、脳波測定器です。「脳波測定」は、脳波測定に関する知識を必要としていました。

そのため、一般の人にはなかなか脳波を知ることはできなかったのですが、FM-717は、特別な知識が無い人にでも、手軽に脳波を測定できるようになっています。

FM-717は、６インチの液晶画面の中に、脳波状態をグラフと数値で表示してくれます。

さらに、脳波測定器のFM-717には、フィードバックの音を利用した、メンタルトレーニングができます。メンタルトレーニングは、別名、バイオフィードバック・トレーニングとも言われています。